古川第一施術院

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古川第一施術院の健康コラム

【カイロ先生の体なび】vol.4

話題の「AISストレッチ」とは

💡いま、ストレッチは「静的」から「反復」へ

「ストレッチ」というと、多くの人が「30秒キープする柔軟体操」を思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに、昔から行われている静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は柔軟性を高める定番の方法です。
しかし近年、アスリートやリバビリの現場で注目されているのが、AISストレッチ(Active Insolated Stretching・アクティブアイソレイテッドストレッチング)です。
この方法は「伸ばす時間はたったの2秒」というユニークな特徴を持ち、従来のストレッチとは違うメカニズムで体にアプローチします。

🧠AISストレッチとは?

AISは先ほども言ったように「Active Isolated Stretching」の略で、自分の力(アクティブ)で、ある特定の筋肉を個別(アイソレイテッド)に短時間(2秒)だけ伸ばすというストレッチ法です。

✔特徴

  • ・ 1回のストレッチはわずか2秒
  • ・ 書く筋肉を狙った個別に伸ばす
  • ・ 反動を使わず、呼吸と連動させる
  • ・ 繰り返し動作(10回以上)で筋肉と神経を活性化

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🧬なぜ「2秒だけ」なの?

筋肉には「伸びすぎを防ぐセンサー(筋紡錘)」があります。
長く伸ばすとこのセンサーが働き「それ以上伸ばすな!」と筋肉を縮める命令を出してしまいます。
AISすとれっちはその反射が起きる前の2秒間だけ筋肉を伸ばすため、筋肉をリラックスさせたまま柔軟性を高めることができるのです。

AISストレッチのメリット

AISストレッチのメリット

メリット 解説
✅ 柔軟性を高める 可動域を広げ、しなかやかな動きをサポート
✅ 怪我予防 過度な身長反射を防ぎ、完全なストレッチ
✅ 血流促進 反復運動により筋肉がポンプのように働く
✅ 神経系の活性化 脳と筋肉の連携を改善し、動作の質向上
✅ スポーツやリハビリに最適 パフォーマンス向上や回復促進にも効果的

実践!簡単AISストレッチ(ハムストリングス)

【ストレッチの手順】
🔁 各ステップは2秒伸ばして→戻すを10〜12回繰り返す

  • 仰向けに寝て、片足を伸ばしたまま片膝を立てる
  • 両手でタオルやストレップを使い、片足をゆっくりと上に引き上げる
  • 膝をのばしたまま、2秒だけキープして戻す
  • これを10回繰り返す

まとめ:柔軟性は「長く伸ばす」から「正しく動かす」へ

AISストレッチは、ただ筋肉を引っ張るのではなく、体と脳を連動させて効率よく柔軟性を引き出す方法です。
忙しい毎日でも、短時間・低負荷で効果を実感できるのが魅力。
運動前の準備運動としてはもちろん、デスクワーク後のリセットにもおすすめです。従来のストレッチにマンネリを感じている方は、ぜひ一度AISストレッチを試してみてください!