【カイロ先生のストレッチなび】vol.14
朝の手のしびれを防ぐ!首・肩まわりリセットストレッチ
はじめに:朝の手のしびれを防ぐ!首・肩まわりリセットストレッチ
朝起きたときに手がしびれる原因の多くは、寝ている間に首や肩まわりの神経・血管が圧迫されること。そんなときは、首や肩をゆるめて血流を促すことが大切です。 ここでは、自宅で簡単にできるストレッチをご紹介します。
ストレッチ① 首すじ伸ばし(斜角筋ほぐし)
- 方法:
- 椅子に座り、片手をお尻の下に軽く敷きます。
- 顔を反対方向に45度回旋します(※左手を敷いたら右方向に顔を45度回します)
- 反対側の手で頭を顔の向いている側に倒し、首すじをじんわり伸ばします。
- 20秒キープして、反対側も同じように。
👉 首の横の筋肉(斜角筋)がゆるみ、腕に流れる神経・血管の圧迫を減らします。
ストレッチ② 胸を開くストレッチ(大胸筋リセット)
- 方法:
- 壁の横に立ち、片手を肩の高さで壁につきます。
- ゆっくり体をひねって胸を広げ、呼吸を深くします。
- 20〜30秒キープして反対側も。
👉 硬くなった胸の筋肉を伸ばすことで、猫背姿勢が改善しやすくなります。
ストレッチ③ 肩甲骨まわし
- 方法:
- 両肩を耳に近づけるようにすくめます。
- 腕を後ろに大きく回し、肩甲骨同士を寄せるイメージで。
(※やり方は腕の後ろ回しで肩甲骨の動きを意識しながら行う) - 前回しも同じように行います。10回ずつ。
👉 肩甲骨まわりの血流が良くなり、首や腕の負担を軽減します。
まとめ
朝の手のしびれは「ほぐす」「流す」ケアがポイント。就寝前や起きた直後にこのストレッチを取り入れることで、 しびれの予防につながります。毎日の習慣にして、スッキリとした朝を迎えましょう!
【カイロ先生の体なび】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。