【カイロ先生のストレッチなび】vol.25
お風呂でほぐそう!手の疲れをやさしくケア
手のセルフケアのポイント
日中たくさん使った手には、夜の入浴中や入浴後の時間がチャンスです。 お湯の温かさで血流が良くなると、筋肉もやわらかくなり、ほぐしやすくなります。
母指球ほぐし
- 方法:
- 親指のつけ根のふくらみ(母指球)に、反対の親指を軽く当てます。
- 小さな円を描くように3〜5回、ゆっくり押しほぐします。
- 強く押す必要はありません。温かさや軽い弾力を感じる程度でOK。
虫様筋の軽擦
- 方法:
- 手のひらの中央、指の付け根のあたりを、親指と人差し指で軽くつまみます。
- 筋肉をやさしくつかみ、軽く押して離す動作を3〜4回繰り返します。
- 指の動きが滑らかになる感覚を意識しましょう。
手の甲ストレッチ
- 方法:
- 両側の前腕を胸の前でクロスします。(もしくは合掌のように手を合わせて胸の前に置きます。)
- 手のひらを自分の方に向け、体の正面でゆっくり前方に伸ばし、5秒キープ。
- 手の甲がじんわりと伸びる感覚を感じながら行います。
セルフケアだけでは足りないとき
これらのセルフケアは、手の疲れやだるさをやわらげるためのものです。
痛みや指先のしびれが続く場合は、手根骨のバランスや神経圧迫が関係していることがあります。
そんなときは、ぜひカイロプラクティック治療で評価を受けてみてください。
手首や肘、手の中の小さな筋肉のバランスを整えることで、
よりスムーズな手の動きと快適さを取り戻すことが期待できます。
【カイロ先生の体なび】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。
