古川第一施術院

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古川第一施術院の健康コラム

【カイロ先生の体なび】vol.29

正月明けに体が重くなる体のメカニズム

はじめに

「しっかり休んだはずなのに体が重い」
「特別どこか痛いわけではないけれど、動き出しがつらい」
正月明けに多く聞かれるこの症状は、単なる“なまけ”や“気分の問題”ではありません。
体の構造・神経・循環のバランスが一時的に崩れている状態と考えると分かりやすくなります。
今回は、正月明けに体が重く感じやすくなる理由を、カイロプラクティックの視点から解説します。

正月明けに体が重くなる体の主なメカニズム

① 自律神経の切り替えがうまくいかない

体の調子を大きく左右しているのが自律神経です。
年末年始は、

  • 就寝・起床時間の乱れ
  • 食事時間の変化
  • 活動量の低下
によって、本来リズムよく切り替わるはずの
交感神経(活動)と副交感神経(休息)のバランスが崩れやすくなります。
その結果、
  • 体がシャキッとしない
  • 動こうとしてもエンジンがかからない
といった「重だるさ」として現れます。

② 血流を生み出す“筋ポンプ機能”の低下

血液は心臓だけでなく、筋肉の動きによって全身に循環しています。
年末年始は座っている時間が増え、

  • ふくらはぎ
  • 太もも
  • お尻
といった大きな筋肉があまり使われません。
これにより血流が滞りやすくなり、
むくみの原因の一つとなったり、酸素や栄養が末端まで届きにくい状態になります。
「体が重い」「動くとすぐ疲れる」と感じるのは、この循環低下が大きく関係しています。

③ 背骨・骨盤まわりの可動性低下

カイロプラクティックでは、
背骨と骨盤の動きが神経の働きに影響すると考えます。
動かない生活が続くと、

  • 背中が丸くなる
  • 骨盤が後ろに倒れる
  • 股関節の動きが小さくなる
といった変化が起こりやすくなります。
この状態では、姿勢を保つだけでも余計な筋力が必要になり、
「何もしていないのに疲れる体」になってしまいます。

④ 内臓疲労と体液バランスの乱れ

正月は、

  • 食べ過ぎ
  • 塩分・糖分の摂取増加
  • 水分摂取不足
が重なりやすい時期です。
内臓に負担がかかると、体は回復にエネルギーを使うため、
筋肉や神経まで十分にエネルギーが回らず、
重だるさやむくみとして感じやすくなります。

まとめ:正月明けの不調は「故障」ではなく「調整不足」

正月明けの体の重さは、
どこかが壊れた状態ではありません。

  • 神経の切り替え
  • 血流
  • 関節と筋肉の動き
これらが元のリズムに戻りきっていない状態です。
無理に気合いで動くよりも、
  • やさしく体を動かす
  • 血流を促す
  • 固まった部分をゆるめる
といったケアが、結果的に回復を早めます。

次回の【土曜日】は、
正月明けのだるさをリセットするための全身ストレッチをご紹介します。
神経と血流を意識した内容なので、
「何となく重い」「朝がつらい」という方は、ぜひ試してみてください。

【カイロ先生の体なび】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。