【カイロ先生のストレッチなび】vol.42
痛みが取れた“その後”にやるべきこと
〜安定させるためのアクティブケア〜
はじめに
火曜日の記事でお伝えした通り、
痛みが取れるのは回復の第一歩。
では、そのあと何をすればいいのでしょうか?
今日は
「崩れにくい体をつくるための具体的なアクティブケア」
をお伝えします。
なぜアクティブケアが必要なのか?
施術(Passive Care)で整うと、
- 関節の動きが改善
- 神経の過敏さが落ち着く
- 筋緊張が緩む
しかし――
日常の姿勢や使い方が変わらなければ、
体はまた元のパターンに戻ろうとします。
体は「使い方」を記憶するからです。
だからこそ、
自分で動かす“Active Care”が必要になります。
安定期にやる3つのこと
① 可動域を維持する
動きが出た関節は、 使わなければまた硬くなります。
- 骨盤前後ゆらし
- 方法:
- 立位で両足を腰幅
- 骨盤を前後にゆっくり動かす
- 10回 × 2セット
ポイント:
- 固めないことが目的です。
② 支える筋肉を軽く目覚めさせる
強い筋トレは不要です。
大切なのは
「正しく使える状態を維持すること」。
- 壁中殿筋プッシュ
- 方法:
- 壁に横向きで立つ
- 外側の脚で壁を軽く押す
- 5秒キープ × 3回
ポイント:
- 安定力を保ちます。
③ 呼吸で体幹を整える
呼吸は最も安全で確実な安定トレーニングです。
- 胸郭ひらき呼吸
- 方法:
- 両手を肋骨に当てる
- 鼻から吸い、肋骨を横に広げる
- ゆっくり吐く
- 5呼吸 × 2セット
ポイント:
- 体幹の安定は呼吸から。
メンテナンスの考え方
アクティブケアは
「毎日ハードにやる」ことではありません。
- 短時間
- 無理なく
- 習慣化できる範囲で
そして必要なタイミングで
施術によるリセットを入れる。
これが、
崩れにくい体のつくり方です。
目指すのは“卒業”ではなく“安定”
通わなくてもいい体になることが理想。
でも、
メンテナンスは悪いことではありません。
歯の定期検診と同じです。
壊れてからではなく、
壊れにくくするために整える。
それが賢い選択です。
まとめ
痛みが取れたあとが本番。
可動域を保ち、支える力を育て、呼吸で安定させる。
小さな積み重ねが、再発を防ぎます。
【カイロ先生の体なび】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。
