古川第一施術院

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古川第一施術院の健康コラム

【カイロ先生の体なび】vol.05

その膝の痛み、立ち方が原因かもしれません
〜片足重心が股関節と膝を壊すメカニズム〜

片足立

はじめに:なんとなく立っている、その姿勢

信号待ち、キッチン、歯みがき中。
気づくといつも同じ足に体重をかけていませんか?
火曜日の記事では「骨盤の傾き」について触れましたが、
今回はもう一歩踏み込みます。
片足重心は、股関節と膝に直接ストレスをかけ続ける姿勢です。

股関節で起きていること

片足に体重が乗ると、
支えている側の股関節には常に圧縮ストレスがかかります。
さらに、

  • 外側の筋肉(中殿筋・大腿筋膜張筋)は過緊張
  • 内側の安定筋は働きにくくなる
このアンバランスが続くと、
  • 股関節のつまり感
  • 歩き始めの違和感
  • 片側だけの張り
として現れます。

膝に起こる二次的ストレス

股関節のバランスが崩れると、
二次的に膝や足首に影響を与えます。
それにより起こる膝の症状で特に多いのが、

  • 膝の内側の違和感
  • 階段での痛み
  • 片側だけの膝の張り
股関節が安定しないと、
骨盤の捻れを引き起こすだけでなく、
膝はねじれを受け止める構造になってしまいます。
なので膝そのものが悪いとは限りません。

「楽な姿勢」がクセになる理由

人の身体は無意識に省エネを選びます。
片足重心は一見ラクです。
しかしそれは、
一部の筋肉に仕事を押しつけている状態です。
同じ側だけを使い続けることが、
やがて痛みにつながります。

セルフチェック

  • 片脚立ちでふらつく側がある
  • 立っていると膝が内側に入る
  • 写真を撮ると骨盤の高さが違う
一つでも当てはまるなら、
立ち方の見直しが必要かもしれません。

股関節・膝リセットストレッチ

① 横揺れリセット

  • 方法:
  1. 両足を腰幅に開く
  2. ゆっくり左右へ体重移動
  3. 中央で3秒キープ
  4. 10回

② 使えていない側の中殿筋活性

  • 方法:
  1. 横向きに寝る
  2. 上の脚をまっすぐ伸ばし、少し後ろへ
  3. ゆっくり5秒持ち上げる × 5回
    ※反動は使わない。

カイロプラクター視点

臨床では、
「膝が痛い」と来院される方の背景に
骨盤の歪みや股関節のアンバランスが
隠れていることは珍しくありません。
そしてその根本に、
立ち方のクセがあることが非常に多いです。
骨盤の矯正により、股関節の状態改善、
膝のアンバランス改善をすることができます。
ただ、矯正だけすれば良いという訳ではありません。
再発予防には日常的な習慣となっている姿勢を
意識して直すことが歪みの予防、
ひいては膝の症状の再発予防に繋がります。

まとめ:

膝の痛みは、膝だけの問題とは限りません。
片足重心という小さな習慣が、
股関節や骨盤、膝にストレスを蓄積させます。
まずは「両足で立つ」こと。
体は、使い方で変わります。

【カイロ先生の体なび】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。