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古川第一施術院の健康コラム
【カイロ先生の体なび】vol.42

手のしびれ=手が原因とは限らない?よくある3つのパターン

手の痺れ

はじめに

「最近、手がしびれる」
「指先がジンジンする」
そんな症状があると、
「手が悪いのかな?」
と思う方が多いのではないでしょうか。
もちろん手そのものに原因がある場合もありますが、
実際には
手以外の場所が原因になっているケース
も少なくありません。
今回は、手のしびれが起こる仕組みと、よくある原因のパターンについて解説します。

しびれは“神経のサイン”

しびれは、神経が圧迫されたり刺激されたりしたときに出る反応です。
ここで大切なのは
「どこで神経が圧迫されているか」という点です。
神経は首から腕、そして指先まで一本でつながっています。
そのため、圧迫されている場所によって、しびれが出る位置も変わります。

よくある3つの原因パターン

手のしびれは、主に次の3つの場所で起こりやすいです。

■ 手首(手根管症候群など)

  • 親指〜中指にかけてしびれる
  • 細かい作業が多い人に多い
  • スマホやパソコン操作が多い人
  • 手首で神経が圧迫されるパターンです。

■ 肘〜前腕(円回内筋症候群など)

  • 前腕の疲れや張りがある
  • 手のひら側に違和感
  • 使いすぎで起こりやすい
  • 肘や前腕で神経が締め付けられるパターンです。

■ 首(頚椎の神経)

  • 首や肩こりが強い
  • 腕全体に広がるしびれ
  • 姿勢の影響を受けやすい
  • 首の神経が関係しているパターンです。

実は“原因と場所がズレる”ことが多い

ここがとても重要なポイントです。
例えば
机に肘をついて、軽くトントンと叩いたときに
小指や薬指にビリっとした感覚が走ったことはありませんか?
これは「肘にある神経(尺骨神経)」が刺激されて、
離れた指先にしびれが出ている状態です。
つまり
原因は肘なのに、症状は指に出ている
ということです。

なぜ離れた場所に出るのか

神経は、電気コードのように一本でつながっています。
途中で圧迫や刺激が起こると、
その先にある場所に症状が出る
という特徴があります。
そのため
手がしびれていても、原因が手とは限らない
ということが起こるのです。

チェックのヒント

    自分のしびれがどこから来ているのか、次のポイントを確認してみましょう。
  • どの指がしびれているか
  • 首を動かすと変化するか
  • 長時間の姿勢で悪化するか
  • こうした違いが、原因を見極めるヒントになります。

まとめ:

    手のしびれは、単純に「手の問題」とは限りません。
  • 手首
  • 肘や前腕
  • といった、さまざまな場所で神経が影響を受けることで起こります。
    症状が出ている場所だけでなく、体全体で原因を見ることが大切です。
次回予告

次回は、今回の内容をもとに
原因別にできるセルフケア・ストレッチ方法
をわかりやすく紹介します。
【健康コラム】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。