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古川第一施術院の健康コラム
【季節のからだメモ】vol.5

なぜ6月は眠りが浅くなる?|湿度と自律神経の関係

寝苦しい

はじめに

「最近、寝ても疲れが抜けない…」
「夜中に何度も目が覚める…」
そんな不調を感じていませんか?
6月は気温が急に高くなる日もあれば、肌寒い日もあり、体温調節が難しくなる季節です。さらに湿度も上がり始めることで、体にとっては意外とストレスの多い時期でもあります。
この時期に増えやすいのが、“眠りの浅さ”や“朝のだるさ”です。
今回は、梅雨時期に睡眠の質が落ちやすくなる理由について、自律神経との関係を交えながら解説します。

湿度が高いと、体は熱を逃がしにくくなる

人の体は、眠るときに深部体温(体の内側の温度)を少し下げることで、自然な眠気を作っています。
しかし、湿度が高い環境では汗が蒸発しにくくなり、体の熱がうまく外へ逃げません。
すると、

  • 寝つきが悪くなる
  • 夜中に目が覚めやすくなる
  • 寝汗が増える
  • 朝までぐっすり眠れない
といった状態につながりやすくなります。
特に6月は「真夏ほど暑くないから」と冷房を使わずに我慢してしまうことも多く、知らないうちに睡眠環境が悪くなっているケースも少なくありません。

気温差や気圧変化は、自律神経にも影響する

6月は、

  • 暑い日と涼しい日が混在する
  • 雨の日が増える
  • 気圧が変化しやすい
といった特徴があります。
こうした環境変化に対応するため、体は常に自律神経を使ってバランスを取ろうとしています。
自律神経には、
  • 活動モードの「交感神経」
  • リラックスモードの「副交感神経」
がありますが、季節変化による負担が続くと切り替えがうまくいかなくなることがあります。
その結果、
  • 眠りが浅い
  • 寝ても疲れが抜けない
  • 朝から体が重い
  • 首肩がこる
  • 頭がスッキリしない
といった不調につながることがあります。

首や背中の緊張も、睡眠の質に関係する

デスクワークやスマホ操作が増えると、首や背中まわりの筋肉が緊張しやすくなります。
特に首まわりには自律神経とも関係の深い筋肉や血管が集まっているため、筋肉の緊張が続くことでリラックスしにくい状態になることもあります。
また、寝苦しさによって寝返りが増えたり、浅い眠りが続いたりすると、朝起きたときに

  • 首が重い
  • 肩が張る
  • 背中がだるい
と感じる方も少なくありません。

6月は「睡眠環境」を見直すタイミング

この時期は、まだ真夏仕様になっていない寝具や室温設定のまま過ごしていることも多くあります。
睡眠の質を下げないためには、

  • 湿度を上げすぎない
  • 暑さを我慢しすぎない
  • 寝る前にスマホを見続けない
  • 首肩を軽く動かしてから寝る
といった小さな工夫も大切です。
「なんとなく不調だから仕方ない」と我慢せず、まずは睡眠環境や体の緊張状態を見直してみましょう。

まとめ:

6月は湿度や気温差、気圧変化などによって、自律神経が乱れやすい季節です。
その影響で、

  • 寝苦しさ
  • 眠りの浅さ
  • 朝のだるさ
  • 首肩の緊張
といった不調が出やすくなることがあります。

次回は、寝る前に行いやすい「リラックスストレッチ」をご紹介します。
寝苦しい夜が続く方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。

【健康コラム】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。