長時間の運転や新幹線で腰が痛くなるのはなぜ?|お盆の帰省・旅行で気をつけたい体への負担
はじめに
お盆は、帰省や旅行などで車や新幹線を利用する機会が増える季節です。
「目的地に着いたら腰が痛い…」
「長時間座っていたらお尻がしびれるような感じがする。」
「立ち上がると腰が伸びない。」
そんな経験はありませんか?
実は、長時間同じ姿勢を続けることは、腰だけでなく股関節やお尻、首や肩にも負担をかけています。
今回は、長時間移動で体がつらくなる理由と、その対策についてご紹介します。
なぜ長時間座ると腰が痛くなるの?
座っているだけなら楽そうに思えますが、実は同じ姿勢を続けることで体にはさまざまな変化が起こります。
① 骨盤や股関節が動かなくなる
座り続けると、骨盤や股関節の動きが少なくなります。
本来、人の体は歩いたり姿勢を変えたりしながら筋肉や関節を動かしています。
しかし、車や新幹線では同じ姿勢が続くため、関節の動きが少なくなり、腰や股関節まわりの筋肉が硬くなりやすくなります。
② お尻や太ももが圧迫される
長時間座ることで、お尻や太ももの裏には体重がかかり続けます。
すると筋肉が圧迫され、血流が悪くなりやすくなります。
「お尻が痛い」「足がしびれるような感じがする」という方は、この影響を受けていることがあります。
③ 腰の筋肉が働き続ける
座っている間も、腰の筋肉は姿勢を支えるために働いています。
同じ姿勢が続くことで筋肉が疲労し、腰の重だるさや痛みにつながることがあります。
特に運転ではアクセルやブレーキ操作のため、右脚を中心に使うことが多く、骨盤や股関節にも左右差のある負担がかかりやすくなります。
少し動くだけでも体は変わる
体は「動かさないこと」に弱い一方、「少し動かすだけ」でも負担を減らすことができます。
長距離運転では、可能であれば2時間に1回程度を目安に休憩を取り、少し歩いたり背伸びをしたりするだけでも、筋肉や関節をリセットしやすくなります。
新幹線や飛行機でも、タイミングを見て立ち上がったり、足首を動かしたりするだけで血流改善が期待できます。
こんな工夫もおすすめです
移動中は、次のようなことを意識してみましょう。
- 深く腰掛けて背もたれを活用する
- 足を組み続けない
- 肩の力を抜き、ときどき深呼吸をする
- 足首を上下に動かす
- 休憩時には数分歩いて体を動かす
まとめ:
長時間の運転や新幹線で腰が痛くなるのは、「座っていること」そのものよりも、「同じ姿勢が続くこと」が大きな原因の一つです。
お盆の帰省や旅行では、目的地までの時間だけでなく、その後も元気に過ごせるよう、こまめに体を動かすことを意識してみましょう。
目的地まで早く着くことも大切ですが、体を休ませる時間も同じくらい大切です。
「まだ大丈夫」と思う前に少し体を動かすことで、腰や足への負担は大きく変わります。無理のない範囲で、こまめな休憩と軽い体操を取り入れてみましょう。
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【健康コラム】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
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