【カイロ先生のストレッチなび】vol.61
骨盤まわりをやさしく動かそう!|姿勢改善につながる簡単ストレッチ5選
はじめに
前回の記事では、「骨盤がゆがむって本当?」をテーマに、骨盤の役割や姿勢との関係についてご紹介しました。
骨盤そのものが日常生活で大きくゆがむことは多くありませんが、長時間同じ姿勢や体の使い方のクセによって、骨盤まわりの筋肉や関節の動きには偏りが生じることがあります。
そこで今回は、骨盤を支える筋肉や股関節をやさしく動かすストレッチをご紹介します。
どれもご自宅で簡単にできる内容なので、毎日の習慣に取り入れてみましょう。
ストレッチ①:骨盤前後運動(椅子に座って)
主に動かす部位
- 骨盤
- 腰椎
- 股関節
- 方法:
- 椅子に浅く座ります。
- 背筋を軽く伸ばします。
- 骨盤を前へ倒して腰を軽く反らせます。
- 次に骨盤を後ろへ倒し、背中を丸めます。
- ゆっくり10回繰り返します。
ポイント
- 骨盤を「倒す」ことを意識し、上半身だけを動かさないようにしましょう。
ストレッチ②:お尻ストレッチ(椅子)
主に伸ばす筋肉
- 大殿筋
- 中殿筋
- 梨状筋
- 方法:
- 椅子に座ります。
- 片足首を反対側の膝に乗せます。
- 背筋を伸ばしたまま体を前へ倒します。
- お尻が伸びるところで20秒キープします。
- 左右2回ずつ行いましょう。
ポイント
- 骨盤を立てたまま前へ倒すと、お尻がより伸びやすくなります。
ストレッチ③:腸腰筋ストレッチ(ベッド・床)
主に伸ばす筋肉
- 腸腰筋
- 方法:
- ベッドや床に仰向けになります。
- 片膝を胸へ抱えます。
- 反対側の脚は力を抜いて伸ばします。
- 伸ばしている側の太ももの前が伸びるところで20秒キープします。
- 左右2回ずつ行いましょう。
ポイント
- 反動をつけず、自然な呼吸で行います。
ストレッチ④:ハムストリングスストレッチ(仰向け)
主に動かす部位
- ハムストリングス
- 方法:
- 仰向けになります。
- 片脚を持ち上げます。
- 太ももの裏を両手で支えながら、無理のない範囲で膝を伸ばします。
- 20秒キープします。
- 左右2回ずつ行いましょう。
ポイント
- 太ももの裏が硬くなると、骨盤の動きにも影響しやすくなります。
ストレッチ⑤:膝抱えストレッチ(仰向け)
主に伸ばす筋肉
- 腰背部
- お尻
- 方法:
- 仰向けになります。
- 両膝を胸へ引き寄せます。
- 腰から背中が気持ちよく伸びる位置で20秒キープします。
- 2〜3回行いましょう。
ポイント
- 腰を無理に押し付けず、リラックスしながら行うことが大切です。
ストレッチを行うときのポイント
- 呼吸を止めず、ゆっくり伸ばしましょう。
- 「痛い」と感じるところまで無理に伸ばす必要はありません。
- 毎日少しずつ続けることが、姿勢改善への近道です。
- 長時間座った後や、お風呂上がりにもおすすめです。
まとめ:
骨盤まわりの柔軟性は、腰や股関節だけでなく、日頃の姿勢や動きにも大きく関わっています。
今回ご紹介したストレッチは、骨盤を支える筋肉や股関節を無理なく動かすことを目的としています。
「一度やったら終わり」ではなく、毎日の小さな積み重ねが姿勢改善への第一歩です。
次回は、お盆シーズンに合わせて「長時間の運転や新幹線で腰が痛くなるのはなぜ?」をテーマに、長時間の移動で起こりやすい体の変化と対策をご紹介します。
