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古川第一施術院の健康コラム
【季節のからだメモ】vol.9

秋はぎっくり腰に要注意?
季節の変わり目に増える腰痛の理由

秋はぎっくり腰に要注意?

はじめに

夏の暑さが少しずつ落ち着き、朝晩に涼しさを感じるようになると、過ごしやすくなる一方で、体の調子が変わったと感じる方もいるかもしれません。
特に、
「朝起きたら腰が重い」
「ちょっとした動作で腰に違和感が出た」
「久しぶりに運動したら腰が痛くなった」
というような経験はありませんか?
いわゆる「ぎっくり腰」は、重いものを持ち上げたときだけに起こるものではありません。
顔を洗おうと前かがみになったときや、靴下を履こうとしたとき、椅子から立ち上がったときなど、何気ない動作がきっかけになることもあります。
では、なぜそんな動作で急に腰が痛くなってしまうのでしょうか?

カイロ先生の豆知識

「ぎっくり腰」という言葉は一般的な呼び方で、医学的には急性腰痛などとして扱われます。
腰の痛みにはさまざまな原因があり、すべてが同じ状態というわけではありません。
そのため、
「ぎっくり腰=腰の骨がズレた」
と単純に考えることはできません。
筋肉や関節など、複数の要素が関係している場合があります。

なぜ季節の変わり目に腰が気になるの?

① 気温の変化で体がこわばりやすい

夏の暑さから、朝晩の涼しさへ。
秋は一日の中でも気温差が大きくなりやすい時期です。
体が冷えると、筋肉が動かしにくく感じたり、体がこわばったように感じたりすることがあります。
特に朝は、起きてすぐに体を大きく動かすより、少しずつ体を動かしてから活動を始めることを意識してみましょう。

② 夏の生活から運動量が変わる

暑い夏は、外出や運動を控えていた方も多いのではないでしょうか。
そして涼しくなってくると、
「そろそろ運動を再開しよう!」
と急にウォーキングやランニングを始めることがあります。
しかし、しばらく体を動かしていなかった状態で、いきなり以前と同じ運動量に戻すと、体への負担が大きくなります。
「涼しくなったから、いきなり元通り」ではなく、少しずつ戻すことが大切です。

③ 夏の疲れが残っている

夏の暑さによって睡眠や食事のリズムが乱れたり、疲労が蓄積したりすることもあります。
疲れていると、普段なら問題なくできる動作でも、体をうまく使えないことがあります。
「最近なんとなく疲れているな」と感じるときこそ、無理をしすぎないことが大切です。

こんな動作には少し注意

ぎっくり腰は、特別な動作だけで起こるとは限りません。 例えば、

  • 朝、勢いよく起き上がる
  • 洗面所で前かがみになる
  • 床から物を持ち上げる
  • 靴下を履く
  • 椅子から急に立ち上がる
  • 久しぶりの運動を急に始める
など、普段の何気ない動作がきっかけになることがあります。 だからこそ、腰に不安があるときは、**急な動作を避け、体を少しずつ動かすこと**を意識してみましょう。

今日からできる腰のケア

① 朝はゆっくり動き始める

起きてすぐに勢いよく前屈するのではなく、布団の中で足首を動かしたり、体を軽く動かしたりしてから起き上がりましょう。

② 重いものは体に近づけて持つ

床にあるものを持ち上げるときは、腰だけを曲げるのではなく、膝や股関節も使いながら体に近づけて持ち上げるようにしましょう。

③ 運動は少しずつ再開する

久しぶりに運動するときは、以前と同じ時間・距離・強度から始めるのではなく、まずは軽めから。
「もう少しできそう」と思うくらいで終えることも大切です。

④ 長時間同じ姿勢を続けない

デスクワークや車の運転などで長時間座る場合は、時々立ち上がって体を動かしましょう。
腰を反らす、前屈するなどの大きな動きでなくても、立って歩くだけで気分転換になります。

もし腰を痛めてしまったら?

急に腰が痛くなった場合、
「とにかく安静にして寝ていよう」
と思う方も多いかもしれません。
しかし、強い痛みが落ち着いてきた後は、無理のない範囲で日常生活へ戻していくことがすすめられる場合があります。
ただし、強い痛みがあるときに無理にストレッチや運動をする必要はありません。
また、

  • 足に力が入りにくい
  • 足のしびれが強い
  • 排尿・排便に異常がある
  • 発熱を伴う
  • 転倒など強い外傷のあとから痛む
といった症状がある場合は、単なるぎっくり腰と自己判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。

カイロプラクティックでできること

腰の不調があると、「腰だけを何とかしたい」と思ってしまいます。
しかし、腰は骨盤や股関節、背中などとも連動して動いています。
そのため当院では、腰だけを見るのではなく、

  • 骨盤の動き
  • 股関節の動き
  • 背中の動き
  • 姿勢
  • 日常生活での体の使い方
なども確認しながら、お身体の状態に合わせた施術やセルフケアをご提案しています。
「腰が痛くなる前に、自分の体の状態を知っておきたい」という方にも、日頃の体の使い方を見直すきっかけとしてご相談いただけます。

まとめ:

秋は暑さが落ち着いて過ごしやすくなる一方、気温や生活リズムが変化する時期でもあります。
特に、
「夏の間あまり動かなかった」
「涼しくなったので急に運動を始めた」
という方は、いきなり以前と同じ運動量に戻さないことが大切です。
季節が変わるときこそ、体も少しずつ秋の生活へ切り替えていきましょう。

今日覚えてほしいこと

「ぎっくり腰は、重いものを持ったときだけではありません」

洗顔や靴下を履く、立ち上がるなど、普段の何気ない動作がきっかけになることもあります。
だからこそ、**日頃から体を動かしておくことと、急な動作を避けること**を意識してみましょう。

カイロ先生のワンポイントアドバイス

「涼しくなったから、そろそろ運動しよう!」
というのは、とても良いことです。
ただし、夏の間に運動量が落ちていた場合は、最初から頑張りすぎないこと。
まずは短いウォーキングや軽い運動から始めて、体の様子を見ながら少しずつ運動量を増やしていきましょう。
体も衣替えと同じ。秋の体には、秋のペースで。

📅 次回予告:
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