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古川第一施術院の健康コラム
【カイロ先生のストレッチなび】vol.65

膝をラクにするには?
仕事前・仕事中・寝る前で使い分けるセルフケア

膝をラクにするストレッチ

はじめに

前回は、階段の上り下りで膝が痛くなる原因は、必ずしも「年齢」だけではないことをご紹介しました。
膝は単独で働いているわけではありません。
太ももの筋肉や股関節、足首などと連動しながら、毎日の歩行や立ち座り、階段の上り下りを支えています。
そのため、膝の負担を減らすためには、膝だけを見るのではなく、**膝を支える周囲の筋肉や関節にも目を向けることが大切**です。
今回は生活の中のタイミングに合わせて、2種類のストレッチを使い分けてみましょう。

カイロ先生の豆知識

ストレッチにはさまざまな方法があります。
今回ご紹介するのは、
AISストレッチ
筋肉を自分で動かしながら、短時間伸ばす方法です。
約2秒程度伸ばして元に戻す動きを繰り返します。
体を動かす前や、仕事中のリフレッシュにも取り入れやすい方法です。
スタティックストレッチ
筋肉をゆっくり伸ばし、その姿勢を一定時間キープする方法です。
お風呂上がりや就寝前など、ゆっくり体を整えたい時間におすすめです。
同じ筋肉をケアする場合でも、目的によって方法を使い分けてみましょう。

仕事前・仕事中のすき間時間に!

AISストレッチ

  • 「これから仕事や家事をする」
  • 「座りっぱなしだったので少し体を動かしたい」
そんなときにおすすめです。

ストレッチ①:太ももの前を動かすAISストレッチ

目安

左右5〜10回

  • 方法:
  1. 椅子や壁につかまり、体を安定させます。
  2. 片方の膝を曲げ、かかとをお尻へ近づけます。
  3. 太ももの前が軽く伸びたところで、約2秒キープします。
  4. ゆっくり足を戻します。
  5. これを5〜10回繰り返します。
ポイント
  • 強く引っ張らず、軽く動かしながら行いましょう。
  • 膝に痛みが出る場合は無理をせず、中止してください。

ストレッチ②:ふくらはぎのAISストレッチ

目安

左右5〜10回

  • 方法:
  1. 壁に手をつきます。
  2. 片足を後ろへ引きます。
  3. 後ろのかかとを床につけたまま、体を前へ移動させます。
  4. ふくらはぎが軽く伸びたら、約2秒キープします。
  5. 元の位置へ戻ります。
  6. これを繰り返します。
ポイント
  • 足首の動きを意識しながら、無理のない範囲で行いましょう。
  • 長時間立ちっぱなしの仕事をしている方にもおすすめです。

ストレッチ③:椅子に座ってできる股関節AIS

目安

左右5〜10回

  • 方法:
  1. 椅子に浅めに座ります。
  2. 片方の膝を両手で抱えます。
  3. ゆっくり胸の方向へ引き寄せます。
  4. お尻や股関節周辺が軽く伸びたら約2秒。
  5. ゆっくり戻します。
  6. これを繰り返しましょう。
ポイント
  • 背中を無理に丸めすぎず、股関節を動かすことを意識しましょう。
  • デスクワークで長時間座っている方にも取り入れやすい方法です。

お風呂上がり・寝る前に!

ゆっくり伸ばすスタティックストレッチ

  • 一日の仕事や家事が終わったあとには、ゆっくり筋肉を伸ばすストレッチがおすすめです。
呼吸を止めず、リラックスしながら行いましょう。

ストレッチ①:太ももの前側ストレッチ

目安

左右20〜30秒

  • 方法:
  1. 横向きに寝る、または壁などにつかまりながら立ち、片方の足首を持ちます。
  2. かかとをお尻に近づけ、太ももの前側をゆっくり伸ばします。
ポイント
  • 腰を反らせすぎないように注意しましょう。

ストレッチ②:太ももの裏側ストレッチ

目安

左右20〜30秒

  • 方法:
  1. 椅子に座り、片足を前へ伸ばします。
  2. 背中を無理に丸めず、股関節からゆっくり体を前へ倒しましょう。
  3. 太ももの裏側が心地よく伸びる位置でキープします。
ポイント
  • 「つま先に触ろう」と無理をしなくても大丈夫です。

ストレッチ③:ふくらはぎストレッチ

目安

左右20〜30秒

  • 方法:
  1. 壁に手をつき、片足を後ろへ引きます。
  2. 後ろのかかとを床につけたまま、ゆっくり体重を前へ移動させます。
  3. ふくらはぎが伸びていることを感じながらキープしましょう。

今日覚えてほしいこと

「ストレッチは、いつ行うかで使い分ける!」

仕事前・仕事中のすき間時間
短時間で繰り返す「AISストレッチ」
お風呂上がり・寝る前
ゆっくり伸ばす「スタティックストレッチ」
その日の生活に合わせて取り入れることで、無理なく続けやすくなります。

膝を支える筋肉も大切です

ストレッチで筋肉や関節を動かしやすくすることに加えて、膝を支える筋肉を適切に使うことも大切です。
特に階段の上り下りでは、太ももの前側の筋肉が重要な役割を果たします。
そこで、最後に簡単なエクササイズもご紹介します。

椅子からのゆっくり立ち座り

目安
  • 5〜10回
  • 方法:
  1. 安定した椅子に浅めに座ります。
  2. 足を肩幅程度に開きます。
  3. 膝が内側へ入らないよう注意しながら、ゆっくり立ち上がります。
  4. 立ち上がったら、再びゆっくり座ります。
ポイント
  • 勢いをつけず、太ももやお尻の筋肉を使うことを意識しましょう。
  • 痛みが出ない範囲で行うことが大切です。

まとめ:

膝の負担を減らすためには、「膝だけを何とかしよう」と考える必要はありません。
太ももや股関節、ふくらはぎなど、膝の動きに関係する部分も一緒にケアすることが大切です。
そして、
動く前や仕事中にはAISストレッチ。
一日の終わりにはスタティックストレッチ。
というように、そのときの目的に合わせて使い分けてみましょう。
無理なく続けられる方法を見つけることが、毎日の体づくりにつながります。

カイロ先生のワンポイントアドバイス

「毎日20分ストレッチをしよう!」と決めても、忙しいとなかなか続きません。
まずは、
「仕事へ行く前に1種類」
「休憩時間に1種類」
「寝る前に1種類」
というように、生活の中に小さく組み込んでみるのがおすすめです。
続けるためには、**完璧にやることより、無理なく習慣にすること**が大切ですよ。

膝の痛みでお悩みの方へ
  • 階段の上り下りがつらい
  • 膝を動かすと痛みがある
  • 立ち上がるときに膝が気になる
  • 自分に合った運動方法が分からない
  • 膝以外にも股関節や足首の動きが気になる

膝の不調は、お身体の状態によって原因や必要なケアが異なります。
当院では膝だけでなく、股関節や足首、姿勢や体の動きなども確認しながら、お一人おひとりのお身体に合わせたケアをご提案しています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

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