【カイロ先生のストレッチなび】vol.44
運動前に必須!ケガ予防の基本ウォームアップ3選
はじめに
暖かくなり、運動を再開する方が増える時期。
しかし、久しぶりの運動で多いのが「準備不足による痛みやケガ」です。
前回の記事でもお伝えした通り、運動再開期は
気持ちは動けるのに、体の中身がまだ追いついていない
という状態になりやすいのが特徴です。
そこで今回は、運動前に3分程度でできるケガ予防ウォームアップをご紹介します。
まずはここから習慣化していきましょう。
ウォームアップの目的
運動前のウォームアップには、次のような役割があります。
- 関節の可動域を広げる
- 筋温を上げる
- 神経‐筋の反応を高める
- 代償動作を出にくくする
ウォームアップ①:股関節ダイナミックオープン
- 目的
- 下半身の動きをスムーズにし、膝への負担軽減に役立ちます。
- 期待できる効果
- 股関節可動域アップ
- ニーイン予防
- 下半身の連動性向上
- 方法:
- 足を肩幅に開いて立つ
- 片膝を軽く持ち上げる
- 股関節から外へ円を描くように回す
- ゆっくり元の位置へ戻す
- 左右それぞれ5〜8回
ポイント:
- 腰ではなく股関節から動かす
- 体幹が大きくブレない範囲で
- 勢いをつけすぎない
ウォームアップ②:ふくらはぎポンプ
- 目的
- 足関節の動きを改善し、歩行・ランニング時の衝撃吸収を助けます。
- 期待できる効果
- 下腿の血流促進
- 足関節の可動性向上
- つり・肉離れ予防
- 方法:
- 足を腰幅で立つ
- ゆっくりかかとを上げる
- ゆっくり下ろす
- これを10〜15回
ポイント:
- 上げ下げはゆっくり
- 指先に力を入れすぎない
- 反動を使わない
ウォームアップ③ 胸郭オープン(体幹連動)
- 目的
- 上半身の回旋を出し、全身の動きをスムーズにします。
- 期待できる効果
- 胸郭可動性向上
- 体幹の連動改善
- 肩・腰の負担軽減
- 方法:
- 足を肩幅で立つ
- 両腕を胸の前で軽く組む
- 上半身を左右にゆっくり回旋
- 呼吸を止めずに行う
- 左右それぞれ5〜8回
ポイント:
- 骨盤は正面をキープ
- 反動をつけない
- 呼吸を止めない
実施の目安
今回の3種目はすべて行っても約2〜3分で完了します。
おすすめの流れ:
- 股関節
- 足関節
- 体幹
まとめ
運動再開期のケガ予防で最も大切なのは、
- いきなり本運動に入らない
- 体を先に運動モードへ切り替える
- 動的ウォームアップを習慣化する
「少し面倒だな」と感じるこの数分が、
その後の痛みやケガの予防に大きく差を生みます。
【カイロ先生の体なび】は、毎週火曜に「体のしくみ・メカニズム」視点から、
土曜には「自宅でできるセルフケア・ストレッチ」をご紹介しています。
